horiki
クアルコム(ティッカーシンボル;QCOM)が2024年第1四半期決算を発表しました(トップ画像はAbout Qualcomm | Company Information & History | Qualcommより抜粋しました)。
主要項目
- EPS 予想2.37ドルに対し2.75ドル○
- 売上高 予想95.2億ドルに対し99.4億ドル○
- ガイダンス
- 2024年第2四半期 EPS 予想2.25ドルに対し2.20~2.40ドル○
- 2024年第2四半期 売上高 予想93.0億ドルに対し89.0~97.0億ドル○
その他の項目
- ハンドセット向け売上高 66.9億ドル、前年同期は57.5億ドル、前期は54.6億ドル
- 自動車向け売上高 5.98億ドル、前年同期は4.56億ドル、前期は5.35億ドル
- IoT向け売上高 11.4億ドル、前年同期は16.8億ドル、前期は13.8億ドル
企業コメント
- ハンドセット向け
- Snapdragon8 Gen3(半導体製品の名前)により、機器に搭載されたAIの新しい標準を確立させる。また、プレミアムスマートフォン向けに提供し、Android製品を強化する。
- 最先端AIを実現する Snapdragon7 Gen 3 モバイル プラットフォームを発表した。
- 自動車向け
- IoT向け
- 2024 年に発売予定のSnapdragon X Eliteの開発を推進中。
- 各企業のDX活動は長期間にわたって継続すると考えており、重要分野としている。
決算発表後の株価(引け後 yahoo finance USAより抜粋)
考察
- 決算発表後の株価は下げ基調の地合の影響を吹き飛ばして上昇した。
- 該社はアンドロイド向けの半導体も製造しており、iPhoneが高過ぎて買えない層や、ハイスペックなスマホを必要としていない層の囲い込みも期待できるかもしれない。
- IoT向け売上高に関しては、引き続き期待しているが、2021年第2四半期以来の最低水準に落ちているので、注意したい。
horiki
愛媛でサラリーマンをしている個人投資家です。
自分の人生を有益なものにするためにブログを始めました。
米国株式を中心に情報発信をしています。その他、個人的に「残しておきたい」と思う情報や思い出もアップしていきます。