今回は、私が経験してわかった「株式投資で負けないための4つのこと」の2つめを紹介しようと思います。
関連記事は以下の通りです。
19年間続けてわかった 株式投資で負けないための4つのこと①
→導入編(①個人投資家になるかならないか、②私が初めて大負けした体験談)
19年間続けてわかった 株式投資で負けないための4つのこと②
→株で負けている人の定義
19年間続けてわかった 株式投資で負けないための4つのこと③
→株で負けないための4つのこと【1つめ 売買ルールを明確にしよう】
株で負けないための4つのこと(2つめ)
時間軸を明確にしよう
トレードの時間軸は、「株で負けないための4つのこと」の1つめ(売買ルール)に含まれルと思いますが、あえて別枠にしました。私の体感では、時間軸を売買ルールに組み込んでいる人は、あまりいない印象だからです。
ここで言う時間軸とは
①デイトレ
- その日のうちにとったポジションをその日のうちに手仕舞いします。
- 少額の利益をコツコツ積み上げるイメージです。
- 手法は、チャートや板読みなど人それぞれです。
- チャレンジする場合は、自分に合ったやり方を見つけるところから始めましょう。つまり「なくなっても良いと思えるお金」が必要です(お金のため方はこちらの記事をご参考にして下さい → どうやって投資資金を貯めたのか?)。
用意できない場合は、イメトレ(シミュレーション|お金をかけずに紙やエクセルに売買記録をつける)を推奨します。
- よって、本当に勝てるようになるまでの助走期間は以外と長いです😅
②スイングトレード
- 自分がとったポジションを1日~半年程度ホールドしてから手仕舞いします。
- デイトレよりも利幅は大きいが、回転率が落ちます。
- 手法はチャート。人によってはファンダメンタルズやストーリーも含む?
- 昼間仕事をしているサラリーマンが手を出しがちですね😅
- ただし、デイトレ同様に、本当に勝てるようになるまでの助走期間は、以外と長いです。よって、生半可な覚悟で始めない方が良いと考えます。
③決算ベース
- 四半期ごとに発表される決算結果を基に売買する方法です。
- 機械的にトレードするだけなので、サラリーマンにお勧めです(もちろん余裕資金でのチャレンジが前提です)。
米国株の決算結果は私のブログでも取り上げておりますので、ご参考にしてください。
- 良い決算を出せば、「買い」または「ホールド」。
- 悪い決算を出せば、「買わない」または「売却」。
④超長期投資
- 基本的にずっとホールドし、定期的に買い増しする方法です。
- Nisaやidecoなどもこれに該当します。始めのうちは物足りないかもしれませんが、5年、10年経つとかなり資産が増えていることにビックリすると思います。
- また、各種ETF(レバレッジの効いた銘柄を除く)への投資や株主優待、配当金狙いの投資も該当します。
- 私のポートフォリオの85%以上は、この超長期投資になります。
よく見かける負けパターン
以下に株で負ける人(時間軸がない人、ブレブレな人)の売買を示します。
前回同様、全て私自身の体験談です😅普段、上から目線でモノを言っていますが、こんな初歩的なミスをたくさん重ねてきたポンコツですw
デイトレのつもりが、損切り出来ずに塩漬けにしてしまう
- 上がると思った銘柄を買った途端、株価が下がった。
- しかし、今回はいつも以上に大きいロットでポジションを取っていたため、損切り出来ずに翌日に持ち越した。
- その後も株価はズルズル下がり続けてしまい、塩漬けすることにした。
決算ベースで売買するつもりだったのに、不安と誘惑に負けて先走る
- 注目していた企業が良い決算を出したので、寄付きと同時に購入した。
- 幸運なことに、ハッピーシナリオ通りに株価が高騰した。
- 勢いよく上がっている株価を眺めていると、①次回の決算がどうなるかわからない(不安)、②高騰しているうちにいったん利確したい(誘惑)、③②を実行して株価が下がってきたら買い直せば良い(誘惑の正当化)、という気持ちが自分の中で支配的になる。
- 不安と誘惑に負けて、次回の決算を待たずして売却した。
- その後も株価は上昇を続け、更に次回の決算も良かったため、株価が高騰した(本来なら最高にハッピーシナリオ通りの展開)。
- 自ら利幅を限定してしまった(不思議なことに、損はしていないのになぜか苦しいんです)。
- 利益が出ていますが、時間軸を守れていないので「負け」とします(握力が弱いと表現されることもあります。
長期投資するんじゃなかったの?💢
- 5年程度保有する目的で、株主優待銘柄を買った途端、ズルズル下げ始めた。
- 冷静にチャートを見ると、どうやら直近6ヵ月間の天井(最高値)を掴んでしまったことに気づいた。
- 何のためらいもなく損切りした(買ってから売るまでの時間は3分くらいw)。
ほりきならどうするか?
(今の)私は、売買前に以下4点を明確にしています。
これだけで“損切りは早めに利確はじっくり”のほりき流売買術の完成です!
- 買う理由(ポジションを持つ理由)
- 利確ポイント(未来のことは正確にわからないので、ざっくりで良いと思います)
- 損切りポイント(同上 + 想定の範囲外の自体が起きた場合)
- 時間軸(デイトレ、スイング、超長期など)
次回は「株で負けないための4つのこと(3つめ)」です
horiki
愛媛でサラリーマンをしている個人投資家です。
自分の人生を有益なものにするためにブログを始めました。
米国株式を中心に情報発信をしています。その他、個人的に「残しておきたい」と思う情報や思い出もアップしていきます。