19年間続けてわかった 株式投資で負けないための4つのこと③
株で負けている人の定義をご理解いただいたところで、いよいよ本題です。
ここからは、私が経験してわかった「株式投資で負けないための4つのこと」を紹介しようと思います。
関連記事は以下の通りです。
19年間続けてわかった 株式投資で負けないための4つのこと①
→導入編(①個人投資家になるかならないか、②私が初めて大負けした体験談)
19年間続けてわかった 株式投資で負けないための4つのこと②
→株で負けている人の定義
どうやって負けないことを見つけた?
株式投資で負けないためには「なぜ/どうやったら 株で負けるのか?」といった具合に、思いつく範囲で負ける理由を列挙します。そして、自分がこれまで数多く経験してきた”負け”とどう紐付くのかを解明しました。
本記事および関連記事は、全て自分自身の体験をもとに書いております。
自分語りになりすぎないように、自分を第三者視点で書いております。一部、キツい表現があるかもしれませんが、自分に甘い人間が勝てる世界ではありませんので、、。
株で負けないための4つのこと(1つめ)
売買ルールを明確にしよう
以下に株で負ける人(売買ルールがない人、曖昧な人)の売買を示します。
銘柄選定とポジションを取るタイミング
- 銘柄選定;X(旧ツイッター)や著名投資家、エコノミストの意見を鵜呑みにして決めている。
- ポジションを取るタイミング;①の情報を得た瞬間。これといって、特に深く考えずにポジションを取る。
利確・損切りのタイミング
売買ルールがない人は、評価益・評価損のどちらかが少しでも発生した場合、次のような行動を取る傾向にあり、最終的には負ける確率が高いです。
★評価益が出でた場合
せっかく発生した利益を逃してたまるか!!今すぐ利確するぞ!
いつ下がるかわからない。利確するなら今だ!!
という感情を抑えられず、すぐに利確して僅かな利益を手にします。
しかしながら、自分が手放した先から株価が日に日に上昇していく様子を見て、慌てて飛びつくように買うのですが、そこが天井となり、株価が二度と戻ってこないまま天井掴みの塩漬けポジションとなってしまうのでした。
★評価損が出た場合
はぁ、なんで私が買ったら下がるの!?
→感情的になり、冷静な判断が出来なくなる。
マジ!?ほかにこの銘柄持ってる人いないかな?
→ツイッターや掲示板で同じ状況の人を血眼になって探し、励まし合うようなコメントをしてホッとしているが、やはり株価は戻ってこない。それどころか、対象の銘柄に関してコメントしている人が減ってきて最終的には一人になり、底値で投げ売りする。
これは何かの間違いだ!!よし、2~3日したら上がるだろうから放置しておこう😄(必殺!!現実逃避の術)
→数日後、目標株価に上昇して利確することができました。しかし、これは現実から目をそらし、神に祈っているだけに過ぎず、むしろダメな習慣(投資ルールを持たない、自分の思った通りに株価が動かないと目をそらす、努力を放棄して神に祈る)が体になじむことになります。
この手の人(過去のほりき)が非常にやっかいです(笑)
「売買ルールは不要」「結局なんとかなる」「株で勝つのは簡単。企業研究は不要、チャートの読み方すら知らなくても”直感だけで勝てる!”」と本気で信じ切っているからです(苦笑)。
株で負ける人が1日、2日の短期では消えず、1~5年程度かけて消える理由がここにあると考えています。つまり、「時間が経てば元に戻る」を実際に経験しており、再起不能になる強烈な暴落に遭遇するまで、相場の世界で生きているように見えるのです。
それを知らない初心者が「株ならローリスクで一発逆転!人生を変えられるかもしれない!」と信じ込んで真似します。そして、同じように1~5年かけて消えていくでしょう。
ほりきならどうするか?
”私なら”以下の3点を見直します。皆様のご参考になれば幸いです。
- 今、設定している売買ルールを見直し、無駄なルールや守れないルールがないか?(曖昧な売買ルールの抽出と修正)
- 売買が直感任せになりすぎていないか?(ルールで縛れないか検討する)
- 2次情報(評判を気にするエコノミストや不特定多数の意見)を鵜呑みにしていないか?(ポジションを取る基準の明確化)