horiki
ゴールドマンサックス(ティッカーシンボル;GS)が2024年第1四半期決算を発表しました。
主要項目
- EPS 予想8.56ドルに対し11.58ドル○
- 売上高 予想129.2億ドルに対し142.1億ドル○
- ガイダンスに関して具体的な数字の開示はありませんでした。
その他の項目
- 部門別売上高
- 投資銀行部門 20.8億ドル、前年同期は15.8億ドル、前期は16.5億ドル
- 債券部門 43.2億ドル、前年同期は39.3億ドル、前期は20.3億ドル
- 株式部門 33.1億ドル、前年同期は30.2億ドル、前期は26.1億ドル
- 資産運用部門 37.9億ドル、前年同期は32.2億ドル、前期は43.9億ドル
- 消費者向けプラットフォーム 6.18億ドル、前年同期は4.90億ドル、前期は5.04億ドル
- 株主資本利益率(ROE) 14.8%、前年同期は11.6%、前期は7.1%
企業コメント
- グローバル・バンキング&マーケッツは、投資銀行手数料、債券やコモディティ商品、株式が好調であった。IPOの引き受けによる収入も増加した。
- マーカス・ローンを一部売却しました(毎回この記載があるような気がします😅)。
- 配当金は、2024年5月30日引け後のホルダーを対象に、2024年6月27日に1株当たり2.75ドル支払われます。
決算発表後の株価(寄付き前、yahoo finance USAより抜粋)
考察
- ゴールドマンサックスらしい、事前の市場予想を大きく上回る良い決算でしたね。
- グローバル・バンキング&マーケット部門は好調でした。
- 前期は、合併・買収件数の減少に伴い、投資銀行手数料が大幅に減少しておりましたが、ひとまず安心です。
- IPOが再開されたこともあり、前期までの暗い雰囲気を払拭した印象を受けます。でも、直近の中東情勢の緊張の高まりやしつこすぎるインフレなど、懸念材料もあります。浮かれることなく、悲観的になることもなく、平常心で観察していきたいです。
horiki
愛媛でサラリーマンをしている個人投資家です。
自分の人生を有益なものにするためにブログを始めました。
米国株式を中心に情報発信をしています。その他、個人的に「残しておきたい」と思う情報や思い出もアップしていきます。