horiki
ウォルト・ディズニー(ティッカーシンボル;DIS)が2024年第1四半期決算を発表しました(トップ画像はThe Walt Disney Companyより抜粋しました)。
主要項目
- EPS 予想0.92ドルに対し1.22ドル○
- 売上高 予想220.1億ドルに対し235.5億ドル○
- ガイダンス
- 2024年通年EPS 予想3.98ドルに対し4.60ドル○
その他の項目
- 部門別売上高
- リニアー・ネットワーク売上高 28.0億ドル、72.9億ドル、前期は26.3億ドル
- DCT売上高 55.5億ドル、前年同期は53.1億ドル、前期は50.4億ドル
- コンテンツ・セールス売上高 16.3億ドル、前年同期は24.6億ドル、前期は18.6億ドル
- 営業利益 38.8億ドル、前年同期は30.4億ドル、前期は29.8億ドル
- 純利益 19.1億ドル、前年同期は12.8億ドル、前期は-4.30億ドル
- サブスクライバー数
- フールー 4970万人、前年同期は4800万人、前期は4850万人
- ディズニー+(米国カナダ) 4610万人、前年同期は4660万人、前期は4650万人
- ディズニー+(海外) 6520万人、前年同期は5770万人、前期は6610万人
- ディズニー+ホットスター 3830万人、5750万人、前期は3760万人
企業コメント
- 今期、全社で販売費、一般管理費、その他の営業経費を5億ドル以上削減した(事業全体で大幅なコスト削減を達成した)。
- ストリーミング事業は、2024年第4四半期に黒字化すると予想している。
- 米国内の営業利益の減少の理由は広告収入減少である。
- 主にインプレッションの減少と所有テレビ局の政治広告収入の減少によるABCネットワークの減少によるもの。
- 2024年度は、30億ドルの自社株買いを目標とする。
- 配当金は、0.45ドル/株。
- 2024年7月8日の引け後時点での株主に、2024年7月25日に支払われる。
決算発表後の株価(引け後 yahoo finance USAより抜粋)
考察
- 良い決算であったと考える。
- 少なくとも2021年第1四半期以降、該社がガイダンスを発表した実績はありませんでした。今回、通年EPSを発表したのは、意欲の高まりなのか、覚悟の意思表示なのか?今後に期待したい!!
- 営業利益に関して、米国内・グローバル共に共通していることは、アフィリ収入の減少であった。
- テーマパークとデジタルを上手く駆使して様々な体験をさせてくれることを願っている(夢の国ですからね😊)。
horiki
愛媛でサラリーマンをしている個人投資家です。
自分の人生を有益なものにするためにブログを始めました。
米国株式を中心に情報発信をしています。その他、個人的に「残しておきたい」と思う情報や思い出もアップしていきます。