horiki
ASML(ティッカーシンボル;ASML)が2023年第4四半期決算を発表しました。
主要項目
- EPS 予想4.78ユーロに対し5.21ユーロ○
- 売上高 予想69.1億ユーロに対し72.4億ユーロ○
- ガイダンス
- 2024年第1四半期売上高 予想63.0億ユーロに対し50~55億ユーロ×
- ※コンセンサス予想は全て、1ドル=0.9209ユーロで換算してますので、参考としてください。
その他の項目
- グロスマージン
- 51.4%、前年同期は51.5%、前期は51.3%、前期に発表されたガイダンスは50~51%でした。
- 来期のガイダンスは48~49%
- 地域別売上高構成
- 韓国 25%
- 台湾 13%
- 中国 39%
- 米国 11%
- 日本 3%
企業コメント
- 半導体業界はシリコンサイクル※の底を抜けている。業界の最終市場の在庫レベルは引き続き改善している。
- ※半導体市場は、好況と不況が3~4年程度で周期的に訪れます。
- 当社は保守的な見通しを立てており、2024年の収益は2023年と同程度になると予想している。また、2024年は2025年に期待される大幅な成長に備える重要な年になると予想している。
決算発表後の株価(寄り付き前 yahoo finance USAより抜粋)
考察
- 半導体関連銘柄では個人的におすすめしたい銘柄です。ステッパー(半導体露光装置)で世界首位であり、最先端製品では完全な独走状態です。本社はオランダにあります。
- 日本にもASMLジャパンとして、進出しております。ほりきは半導体関連の仕事に携わっておりませんので、詳しいことはわかりませんが、やりがいのある仕事だと思います。技術営業として、頭と体を(手先に神経を集中させるという意味で)全力で使うような仕事だと思います。
- 主要項目のうち、ガイダンスが市場予想を下回った理由は、企業コメントの通り保守的な見通しを立てているからだと考えます。
- 上述の通り、コンセンサス予想は全て、1ドル=0.9209ユーロで換算してますので、参考としてください。
- 決算発表後に株価が上がっていることを考えると、市場参加者は来年以降の成長を先取りしたのかもしれませんね。最近の半導体関連銘柄の高騰ぶりから、買いタイミングかどうかは皆様の判断に委ねます。
- AIブームでここから更に上がると考えることも出来るし、過熱感から利益確定売りで値が崩れそうな気配もあります。申し訳ありませんが、ほりきは株価予想はし内主義ですのであしからず、、😅
- ちなみに、中長期の株価予想ほどいい加減なものはないとの認識です。中長期のスパンだと、企業を取り巻く環境が誰にも予想できないレベルで大きく変化することが多々ありますので。
horiki
愛媛でサラリーマンをしている個人投資家です。
自分の人生を有益なものにするためにブログを始めました。
米国株式を中心に情報発信をしています。その他、個人的に「残しておきたい」と思う情報や思い出もアップしていきます。