horiki
アナログ・デバイセズ(ティッカーシンボル;ADI)が2024年第2四半期決算を発表しました。
主要項目
- EPS 予想1.26ドルに対し1.40ドル○
- 売上高 予想21.1億ドルに対し21.6億ドル○
- ガイダンス
- 2024年通第3四半期EPS 予想1.35ドルに対し1.40~1.60ドル○
- 2024年第3四半期売上高 予想21.6億ドルに対し21.7~23.7億ドル○
その他の項目
- 部門別売上高
- 工業 10.1億ドル、前年同期は17.4億ドル、前期は12.0億ドル
- 自動車 6.58億ドル、前年同期は7.85億ドル、前期は7.39億ドル
- 通信 2.41億ドル、前年同期は4.54億ドル、前期は3.03億ドル
- 消費者 2.45億ドル、前年同期は2.80億ドル、前期は2.74億ドル
- グロスマージン 54.7%、前年同期は65.7%、前期は58.7%
- 修正グロスマージン 66.7%、前年同期は73.7%、前期は69.0%
企業コメント
- マクロ経済と在庫の影響を受け、売上高は減少傾向である。
- 投資拡大中のAIは、データセンターの集中アプリから無数のアプリにますます拡張されるようになる。
- 四半期配当金は、1 株当たり 0.92 ドルである。2024年6月4日の引け後時点で登録されている株主全員に、6月17日に支払われる。
決算発表後の株価(引け後 yahooo finance USAより抜粋)
考察
- 前回の決算は芳しくなかったですが、今回は良かったですね。
- AI時代を代表するエヌビディアを買いそびれた方は、こちらを買うのも1つの選択肢として残しておくのが良いかもしれません。
- 該社はアナログ半導体メーカーで、エヌビディアはロジック半導体をメインに作っています(前回紹介しましたが、参考程度にどうぞ↓)。
- ロジック半導体とアナログ半導体の主な違いは、信号の種類と処理方法にあります。アナログ半導体は連続的な信号を処理し、ロジック半導体はデジタル信号を処理します。また、それに応じてそれぞれのデバイスは異なる用途に特化しています。
ロジック半導体とは
- ロジック半導体は、演算処理や制御などを行う半導体デバイスで、パソコンやスマホなどのデジタル機器の部品の一つです。
- 基盤に構成される集積回路の回路線幅を微細化することで、より多くのトランジスタを積められるようになるので、消費電力低減や処理性能の向上につながります。
- つまり、ロジック半導体を積むデジタル機器は演算処理を素早く行えるということです。
アナログ半導体とは
- アナログ半導体は、アナログ情報(音や温度、輝度などの数値化されていない情報)を、デジタル信号に変換するモノです。
- 温感センサーなどに使われています。ロジック半導体に比べると簡単で安価ですね。
horiki
愛媛でサラリーマンをしている個人投資家です。
自分の人生を有益なものにするためにブログを始めました。
米国株式を中心に情報発信をしています。その他、個人的に「残しておきたい」と思う情報や思い出もアップしていきます。