2024/6/3週の米国株式市場の振返り
horiki
株式投資で心豊かな生活
ほりき独自の視点で、今週の振り返りを行います。
経済指標 | 単位 | 前月実績 | 予想 | 結果 | 判定 |
---|---|---|---|---|---|
消費者物価指数(CPI) | % | 3.1 | 3.1 | 3.2 | 強い |
コア消費者物価指数(CPI) | % | 3.9 | 3.7 | 3.8 | 強い |
小売売上高 | % | -0.8 → -1.1 | 0.8 | 0.6 | 弱い |
コア小売売上高 | % | -0.6 → -0.8 | 0.5 | 0.3 | 弱い |
鉱工業生産指数 | % | -0.1 → -0.5 | 0.0 | 0.1 | 強い |
小売売上高、コア小売売上高は、消費者物価指数と逆に、市場予想を下回る結果となりました。
これまでの小売業者の決算を確認した限り、想定内の内容ですね(企業側が発表した、2024年第1四半期のガイダンスが悪かったので)。
先週から今週初めは、円高に振れましたね(先週までの150円付近から146円台になりました)。
これは、「日銀が3/18~19予定の金融政策決定会合で、マイナス金利政策を解除するのでは?」という市場参加者の推測による影響と考えます(円高材料)。
私は、「①直近の株高、②今年の春闘で大企業を中心に大幅な賃上げ回答が相次いだことが決定打かな~?」と考えております。
一方、週末には149円台で引けました。
これは、底堅い米国経済に対し、利下げ観測が遠のくなどの判断も入り交じった結果であると考えます(ドル高材料)。
先週から、5月と6月のFOMCでの金利水準の現状維持(5.25%)の予想が上昇しました(5月度;70.5 → 93.6%、6月度;28.5 → 41.2%)
また、消費者物価指数の発表以降、直近の10年債利回りを上昇しております(3/11;4.101% → 3/15;4.308%)。
↓
日付 | ティッカー | EPS※1 | 売上高※1 | ガイダンス※1 | 判定※2 |
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3月11日 | ASAN | ○ | ○ | × | × |
3月12日 | ONON | × | × | × | × |
3月13日 | WSM | ○ | ○ | ○ | ○ |
3月13日 | PATH | ○ | ○ | × | × |
3月13日 | S | ○ | ○ | × | × |
3月14日 | ADBE | ○ | ○ | × | × |
3月14日 | PD | ○ | ○ | × | × |
3月14日 | SMAR | ○ | ○ | × | × |
3月14日 | ULTA | ○ | ○ | × | × |
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