2024/2/19週の米国株式市場の振り返り

ほりき独自の視点で、今週の振り返りを行います。

相場環境の振り返り

1.FOMC議事要旨

これといってピックアップする事柄はありませんでした。
個人的には、FOMCメンバーと同じ意見だったので、感覚がブレて無くて良かったです↓

株価はFOMC期間中に新高値に達した。その主な原動力となったのは大型テクノロジー企業の力強い業績だった。 株式評価の広範な尺度はより抑制された(小型銘柄はあまり考慮されていないと言えるのではないかと思います)。 それでも、株式には継続的な経済回復が織り込まれているように見える。

2.その他

株高継続

• 市場関係者が固唾を呑んで見守っていた、2/21引け後のエヌビディア(NVDA)の決算は、市場予想を上回ることができ、本格的なAIブームの到来を予感させました。
• 2/22には、日経平均株価が39000万円を超え、バブル期につけた史上最高値「3万8915円」を上回りました。
  • 過去にちょこちょこ仕込んでいだ個別銘柄の評価益が、普段見ることのない数字になっていて、時間軸が狂いそうですな😅

金利見通し

株価高値更新の影響もあり、3月度のFOMCに加えて、5月度のFOMCも金利据え置きの確率が先週から更に上がりました(5月度；61.6 → 91.9%)。

↓

決算確認結果

1.概要

• 今週は19社分の決算を確認しました。市場予想を上回ったのは4社だけでした。
• ガイダンスを発表した12社のうち、市場予想を上回ったのは3社だけでした。
  • 来期以降の業績に関しては、アナリストよりも企業側の方が悲観的な見通しを立てていると考えます。

2.気になった銘柄

決算発表前に注目していた銘柄

ウォルマート(WMT)　2023年第4四半期決算
アナログ・デバイセズ(ADI)　2024年第1四半期決算
エヌビディア(NVDA)　2023年第4四半期決算
ブロック(SQ)　2023年第4四半期決算

リビアン(RIVN)

• EPS　予想-1.32ドルに対し-1.36ドル×
• 売上高　予想12.6億ドルに対し13.2億ドル○
  • 前年同期比+98.3%
• ガイダンスに関して具体的な数字の開示はありませんでした。
• 2024年通年の販売台数を2023年と同等程度との見通しを発表しました。これは、「テスラ(TSLA)と並んで電気自動車が厳しくなった」というよりも「金利が高くて買い控えが起きている」と考えます。

まとめ

• 直近の株高の主な原動力は、大型テクノロジー企業であり、小型株はあまり貢献していない。
• エヌビディアの好決算を受け、ハイテク大型株が一段と上昇。その影響で指数が最高値を更新中。
• 株価高値更新の影響もあり、3月度のFOMCに加えて、5月度のFOMCも金利据え置きの確率が先週から更に上昇(5月度；61.6 → 91.9%)。
• 今週決算発表した19社のうち、市場予想を上回ったのは4社だけ。ガイダンスを発表した12社のうち、市場予想を上回ったのは3社だけであった。

ほりき

サラリーマン株式投資家

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愛媛でサラリーマンをしている個人投資家です。
自分の人生を有益なものにするためにブログを始めました。
米国株式を中心に情報発信をしています。その他、個人的に「残しておきたい」と思う情報や思い出もアップしていきます。