horiki
アナログ・デバイセズ(ティッカーシンボル;ADI)が2024年第1四半期決算を発表しました。
主要項目
- EPS 予想1.71ドルに対し1.73ドル○
- 売上高 予想25.0億ドルに対し25.1億ドル○
- ガイダンス
- 2024年通第2四半期EPS 予想1.57ドルに対し1.16~1.36ドル×
- 2024年第2四半期売上高 予想23.6億ドルに対し20.0~22.0億ドル×
その他の項目
- 部門別売上高
- 工業 12.0億ドル、前年同期は16.6億ドル、前期は13.5億ドル
- 自動車 7.39億ドル、前年同期は6.72億ドル、前期は7.31億ドル
- 通信 3.03億ドル、前年同期は5.02億ドル、前期は3.40億ドル
- 消費者 2.74億ドル、前年同期は4.12億ドル、前期は2.91億ドル
- グロスマージン 58.7%、前年同期は66.0%、前期は60.6%
- 修正グロスマージン 69.0%、前年同期は74.0%、前期は70.2%
企業コメント
- 四半期配当を7%増額し、20年連続の増配を達成。
- 今期は0.92ドル/株です。2024年3月5日引け後時点で登録されている株主を対象に、3月15日に支払われます。
決算発表後の株価(引け後 yahooo finance USAより抜粋)
考察
- 売上高はコンセンサス予想を上回りましたが、前年同期比-22%。ガイダンスも弱いっすね~。
- 決算書の企業コメントで明るい記事は増配くらいでした、、、。
- ほりきは、エヌビディア(NVDA)の決算発表前の様子見の位置づけで注目しておりました。
- でも、冷静に考えると、該社はアナログ半導体メーカーで、エヌビディアはロジック半導体をメインに作っているので単純比較は出来ないですね😅
- ロジック半導体とアナログ半導体の主な違いは、信号の種類と処理方法にあります。アナログ半導体は連続的な信号を処理し、ロジック半導体はデジタル信号を処理します。また、それに応じてそれぞれのデバイスは異なる用途に特化しています。
ロジック半導体とは
- ロジック半導体は、演算処理や制御などを行う半導体デバイスで、パソコンやスマホなどのデジタル機器の部品の一つです。
- 基盤に構成される集積回路の回路線幅を微細化することで、より多くのトランジスタを積められるようになるので、消費電力低減や処理性能の向上につながります。
- つまり、ロジック半導体を積むデジタル機器は演算処理を素早く行えるということです。
アナログ半導体とは
- アナログ半導体は、アナログ情報(音や温度、輝度などの数値化されていない情報)を、デジタル信号に変換するモノです。
- 温感センサーなどに使われています。ロジック半導体に比べると簡単で安価ですね。
horiki
愛媛でサラリーマンをしている個人投資家です。
自分の人生を有益なものにするためにブログを始めました。
米国株式を中心に情報発信をしています。その他、個人的に「残しておきたい」と思う情報や思い出もアップしていきます。