19年間続けてわかった 株式投資で負けないための4つのこと①

horiki

私は、株を始めて今年で19年目になります。
今回は、株式相場で生き残り続ける(負けない、あるいは勝ち続ける)ためにはどうすれば良いのか、ということを連載形式で紹介します。

本記事では導入として、①個人投資家になるかならないか、②私が初めて大負けした体験談を赤裸々にお話しします。

株式投資にも向き不向きがある

株式投資はスポーツや文学と同じように、個々人それぞれに、向き・不向きがあります。よって、この連載記事の中では“具体的”なルールや行動指針は敢えて記載しておりません。

ご自身の性格の合った“最適なやり方”は、自分の頭で考え、経験を積んで見極める以外に見つけることは出来ないと思います。本記事の位置づけは、そのためのヒントにしていただければと思います。

いわゆる「自分の本当にやりたいこと」「自分にとっての幸せ」を見つけることに似ている気がします。

これすら面倒という方は、個人投資家にはならず、Nisaやidecoのみを運用する方が時間とお金を無駄にしなくて済むので、今後の人生がより豊かになると思います。

こんな経験はありませんか?

著名株式投資家やエコノミストが推薦した銘柄に飛びついたが、利益が出ないどころか評価損が出た。しかも、1年以上経った今でも評価損を抱え続けている(塩漬けにしている)。

・銘柄が多すぎてよくわからなかったため、ふだん自分が利用しているサービスや商品を提供している会社の株を買ってみた。しかしながら、思ったように株価が上がらなかったので、逃げるように売った後、株が高騰した。

・著名トレーダーの切り抜き動画や投資本を見て、信用取引やFXにチャレンジしたが、あっけなくロスカットを食らって退場した。

いかがでしょうか?心当たりがありますか?

ほりきが初めて経験した爆死体験

・私は20歳の頃から株式投資を始め、22~23歳くらいの頃に軍資金40万円でFXにも手を出しました。

・当時はデイトレスタイルで、どんなに長くても15分以内には、自分が思った方向に値が動き、利確できていました。それで、毎月40~60万円程度は稼げていました。

・当時の手取りの給料は18万円だったので、「俺、天才かもしれん。(一生懸命働いている職場の人たちを見て)そんなにしんどい思いしなくても、たくさん稼げる手段があるのに気づいてないの?もったいね~。まぁ、教えないけどw」と心の中でつぶやいていました(なんとも器の小さい人間です💦)。

・そんな生活が半年くらい続いた後、ドル/円で持ったポジションが15分どころか、何日も目標価格に到達しない日々が続きました。このとき、FXではスワップポイントといって、ポジションを持っているだけで通貨間の金利差の調整分を受け取ることができることに気づきました(通貨のペアによっては支払いが必要な場合もあります)。

・そのため「スワップポイントも付与されるから長期で持っておくのがベスト!」と安易に考え、ポジションを放置していました。また、常に全額ベットするスタイルを続けており、このまま上がってこない未来を考えたくなかった、というのが本音でした。相場の世界からいなくなる人の典型例、必殺『現実逃避』ですね

・その数日後、FXの約定通知メールが届きました。「やっと約定したかぁ」と安堵してメールを開くと、なんとロスカットの通知でした!当時はポジションを取った後、どんなに遅くても15分以内に利確していたため、ロスカットの意味など知りもしなかったです。損失は240~270万円※以上でしたw

※記憶が曖昧です。というのも、大負けした翌日、怒り狂って当時利用していた証券会社(外為ドットコム)に当方の口座の閉鎖要請の電話をし、更にノートに記録していた売買記録や売買ルールを全てビリビリに破り捨てたからです、、。
(当時、冷静に振り返られていれば、もっと強い個人投資家になれたのに。「怒り狂うと何も得るモノはない」典型例ですな)

以上が初めて経験した大負けです。

でも、こんな人間でも、諦めなければ勝てるようになるのが相場の世界の魅力です。

私はこれまで、日本株、FX、信用取引、日経先物取引、米国株をトータルで19年やっており、その経験から相場で負けている人の特徴と負けないための気づきを紹介しようと思います。

次回は「株で負けている人の定義」です

horiki
ほりき
ほりき
サラリーマン株式投資家
愛媛でサラリーマンをしている個人投資家です。
自分の人生を有益なものにするためにブログを始めました。
米国株式を中心に情報発信をしています。その他、個人的に「残しておきたい」と思う情報や思い出もアップしていきます。
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